ボルボ・トラック動画に見る「効果的なコンテンツを作成する場合に、最初に考えるべきこと」

2013年の動画ですが、とても良くできている動画を見つけましたので、ご紹介します。ボルボ・トラックのLive Testというシリーズの広告動画です。



以下は、Wikipediaの説明からの抜粋&翻訳です。

アクション俳優のジャンクロードヴァンダムが、エンヤの音楽「オンリータイム」に合わせて、2台の移動するトラック間で開脚を行います。 これは、ボルボ・トラックがトラックの性能を示すためにシリーズで展開したLive Testという一連の動画の6番目の作品です。スペインの隔離された空港で撮影され、映像では見えませんが、ヴァンダムは安全ハーネスを取り付けてします。映像を仕上げる際に消されています。

3日間のリハーサルの後、スタント映像がシングルテイクで撮影されました。ヴァンダムの足を支えるために、小さな足置き場が各ウィングミラーの後ろに取り付けられ、両方のトラックは時速25キロメートルでバックに運転し、それぞれのトラックに乗っている助手席のドライバーが速度のモニタリングを行ってます。

公開後、1週間で2500万回再生、9日で4000万回再生。2014年後半までに、キャンペーン全体のコストは300〜400万ドルと推定され、生み出した収益は1億7000万ドルに達しました。

神経科学的分析により、女性の視聴者は開脚自体に興味をそそられるのに対して、男性の視聴者は、ヴァンダムが感じるだろう痛みに共感し、続いて、「Volvo Dynamic Steering」メッセージの正確性への高いメモリエンコーディング効果を示したということです。

ヴァンダムが2台のトラックの間で開脚をするというこのビデオ。目的はなんでしょう?

それは、トラックの安定性と正確性を伝えることです。非常にシンプルですね。コンテンツを作成する場合には、「何を伝えたいのか」をクリアにすることから始まります。もちろん、これだけの投資をすることは、大きな企業でなければできませんが、中小企業がコンテンツを作るからといって、「伝えたいことを決めなくて良い」ということにはなりません。

ここで大切なのは、「トラックの良さを伝える」ではなく、「安定性を伝える」というところまで、目的を落とすことです。他にも伝えたいことがある場合はシリーズ化することで、より全体としてアクセスを稼ぐことができるでしょう。

ジャンクロードヴァンダムのプロフィールを調べてみると、なかなかチャンスを掴んで安定して俳優として仕事を得るということが難しい人生のようですね。みんなそうかもしれませんが…、開脚の前のこのフレーズも、彼のために創られていますね。





私は浮き沈みのある人生を過ごしてきました。その不安定さや強い風にさらされたおかげで、今の自分があります。

ボルボ・トラック

今、わたしはここに立っています。
みなさんが見ているのは、完璧に鍛えられた体です。
物理法則に打ち勝つために創られた両足と、 epic of splitsをマスターするためのマインドセットです。

ボルボ・トラック

追記: メイキングの舞台裏を少し紹介している動画も発見しました。「車は前に走るよね、もちろん」「いや、後ろ向きだ。そして一台のトラックが間をあけていくので、得意の開脚を見せてほしい。」「足をミラーに乘せて・・・トラックが間をあけていったら・・・下に落ちるよね?」… 説明をうけているヴァンダムの一コマから

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更新:2020年01月13日