SEO対策の新常識!構造化データマークアップとその効果
少し前からWEB制作業界で話題となっていた『構造化データマークアップ』。従来のHTMLデータにメタデータを記述し、ヘッダー・フッター・グローバルナビといった構造をGoogleに伝えることで、検索結果の表示が最適になると言われていました。
検索結果だけならtitleタグやdiscriptionタグで調整できるのでは?と思われるかも知れませんが、この構造化データマークアップの効果は画像検索の表示結果で注目を浴びています。例えばGoogleで「机」のキーワードで画像検索した場合、下記のような結果が表示されます。
検索結果の左下にしおりのようなアイコンが表示されているのがおわかりでしょうか?スマートフォンでは「商品」と表示され、パソコンでもマウスカーソル時に同じく商品と表示されます。皆さんが予想している通り、こちらは構造化データマークアップしたページのみ表示されています。これにより直感的にその写真がショッピングサイトなのかブログサイトなのか判断できます。
また、この画像をクリックすると、今までは掲載サイトのURLと概要文が表示されていましたが、現在は商品の金額から在庫状況、関連商品まで掲載することが可能です。今までの表示結果に比べて、こちらの方が掲載サイトへの誘導が強まるのは明らかですね。構造化データマークアップには二通りの方法があります。
データハイライターを使用する
データハイライターとは構造化データをGoogleに伝え、検索結果を最適にするウェブマスターツールの一つです。
schema.orgでマークアップする
schema.orgとはGoogleやYahooが策定を進めてきたボキャブラリーの規格になります。HTMLに直接記述することで、商品情報以外に文頭でご説明したヘッダーや、会社情報もマークアップすることができます。schema.orgでのサイト構築は今では標準的になっていて、現在配布されているWordPressテーマはこのschema.orgでマークアップされています。
構造化データマークアップは、現在の煩雑した検索結果を差別化する画期的なシステムです。積極的な導入を推奨します。