
「短期的成果」の効果測定
短期的成果を計測するためには、メール流入からの成果を計測する必要があります。しかし、ここに流動的である「ステータス」は使えません。後から効果測定を行うためには、見積提出を行ったリードには「見積提出」、受注できたリードには「受注」などのタグを付与する必要があります。
タグを設定しておけば、リード検索で「メールから流入」の回数を指定し、効果として指定したいタグを設定することで後からいつでもパフォーマンスを測定できます。
プロジェクト推進者としては、「どのように効果を周りに見せるか」は非常に重要であり、最初から「何の数字が必要か」を決めておかないと、後から「必要な数字がとれていなかった」となります。
メール配信の効果測定例
「短期的成果」フェーズの最後に、「メール配信で商談が増えました、受注できました」を見せることは重要ですが、
定量情報以外に、顧客ニーズなど定性情報である「気づき」の共有、整理が重要です。
現在の「リード」に6回メールを配信してみて、
- 特に反応の良かった内容は何であったか
- メールからWebに流入した人は、他に何を見たのか
- 資料ダウンロードした人に電話をかけて得られたこと
- 見積につながったか?つながらないとしたらなぜか?
- Webサイトに来てすぐに見積する人と、メールを出して資料をダウンロードしても見積りにつながらない人との違いは何か?
- 見積りは決まったか?決まらないとしたらなぜか?
- 見積りが決まらない場合、案件そのものが発生していないのか、他社へ行っているのか?
- 他社へ行っているとしたら、なぜか?
- 我々は、顧客に「何を」提供しているのか、顧客は「なぜ」我々を選ぶのか
などを共有し、記録として整理し、次のステップにつなげましょう。
この記事は「BowNow1年目の教科書」からの抜粋です。全体の資料は、「BowNow1年目の教科書TOP」よりダウンロードいただけます。BowNowに関する記事の更新情報などをお届けしています。ぜひご登録ください↓